空中を舞う人や動物。人であって人ではないような、謎めいた笑みを浮かべる彼らは、奇妙なポーズで目前を交差し、観るものを異次元の世界へと誘い込んでいるようです。1995年、プリミティブなその作風で安井賞を受賞した小林は、2005年に「小林裕児の劇場」と題したBunkamura Galleryでの個展で、演劇とそのエロスにインスパイアされた作品群で好評を得ました。2年経った今、彼の関心は演劇のみに限らず、音楽家・ダンサー・劇作家とのコラボレーションへと表現範囲を広げ、従来の美術の表現の枠を超えてきています。そこから触発された感覚は、小林の筆先から溢れんばかりのイメージを生み出し、見た事のない異次元の世界を創り出します。魅惑的な女性や強い目線の男、馬や鳥、同じ顔を持つ謎の生物たちが漂うその世界は、どこか懐かしく不思議に満ちているのです。本展では、油彩による平面作品を始め、木にガラスやブロンズを使った小林オリジナルの立体作品、紙や布によるドローイング(2007年2月から4月下旬まで掲載の朝日新聞朝刊・俳壇花壇欄でのカットを含む)など40点に及ぶ作品を展示販売致します。また、「ドローイングの部屋」と題したブースでは、日々作家の琴線を触発して生まれるイメージの宝庫であるスケッチブックを手に取ってご覧いただくことができます。小林裕児の不思議世界を、この機会にぜひ体験してください。
【開催期間】:2007年10月11日(木)〜10月17日(水)
【開催時間】:10:00〜19:30
【参加費】:無料
【会場名】:Bunkamura
【住所】:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
【お問い合せ】:03-3477-9174
【関連URL】:小林裕児の夢現(むげん)飛行 絵画展










